7月26日に相模原の障がい者施設で起こった事件について。

26日に起こった、相模原の障がい者入所施設で起こった事件について。僕自身も心をしめつけられるほどショッキングな出来事でしたし、ご遺族の気持ちを考えるといたたまれない思いでいっぱいです。

 

現時点では分かっていない事も多いですが、報道から見る「障がい者は殺してもいい」といった思考にはとても差別性を感じますし、命を奪うという行為には弁明の余地なく憤りを感じずにはいられません。

 

一方で今回の事件では視点を変えて、容疑者がなぜ人を殺してしまう状況になったのかについても考える必要があると感じます。彼自身の背景はまだ多くが分かっていませんが、彼も社会的に追いつめられていたのではないかと、現在わかっている生い立ちや経歴から垣間見える部分があります。

 

社会の中で追い詰められた人が、自分よりも立場の弱い人たちを攻撃する、今回の障がい者だけでなく、様々なことがこの社会ではおこっていますし、無関心を含めてそれが容認している社会構造に根本的な問題があると感じます。

 

社会の中で頼れる人がだれもいなくなったとき、追い詰められたとき、人はどのような行動をとるか、誰にもわかりません。

 

僕自身、今回の事件を受けて、多くの事を考えさせられていますが、社会の中で追い詰められてしまう前に、弱者とされてしまう人たちに対しての支援を整えていくこと、そして、あらためて箕面の中で、貧困や制度のすきまに入り込んでしまう人たちの声を拾い、社会課題として発信していことの決意だけは強くしました。

 

2016年7月29日

箕面市議会議員 なかじま三四郎