みのおSocial Drinks とは

登壇者・参加者ともに飲食をする傍らで、社会的なテーマセッションが展開されるトークイベントです。



過去のレポート

2024年6月9日(日) みのおSocial Drinks Vol.1開催しました!

【レポート】ソーシャルドリンクスVol.1

 

記念すべき第1回のテーマは・・・

「地域で取り組む子どもの貧困~国ではない、地域だからこそできること~」。

 

MCに渡剛さん(特定非営利活動法人あっとすくーる理事長)、ゲストに村井琢哉さん(特定非営利活動法人山科醍醐こどものひろば前理事長・社会福祉士)をお招きしてのトークセッションがメインとなりました。

今年は、「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が施行されてから10年が経ちます。法律が施行される少し前、2008年が子どもの貧困というキーワードが注目され、さまざまな支援策が展開されてきました。トークセッションは村井さんや渡さん、そして私なかじま三四郎が、2008年から現在を振り返っていくようにして展開されていきました。

2008年の付近といえば、リーマンショック。この頃は若者の貧困も問題となっていました。そのころ村井さんは、若者支援という名目ではなく、地域の雇用という取り組みの一環として支援に取り組んでいたそうです。その後、子どもの貧困というキーワードで子ども~青少年をターゲットにした支援が拡大されていく展開がありました。

その後2012年ごろには、子どもの貧困率が歴代で最も高い数値を出し(約16%)、一層注目度が上がりました。現在の学習支援や子ども食堂、居場所づくりなどの支援の発展の契機でもありました。

 

さて、2022年度における子どもの貧困率といえば、11%代にまで低下しています。数値としては改善の傾向を示しています(図1参照)。

 

 図 1子どもの貧困率の年次推移

(厚生労働省2023「2022(令和4)年度国民生活基礎調査」より抜粋https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/14.pdf

 

 

しかしながら、村井さんは、賃金の上昇や物価高も相まって、数値とは裏腹に実態としては改善されていない、と意見。私三四郎も、地域の方々の声を聴く中で、村井さんと同様の感覚を持っています。

支援の流行り廃りがある中で、次なる支援体制の構築が求められる現状であることを再確認しました。

 

会の終盤は政策研究ラボの発表が行われました。協力していただいた大学生4名から感想を語ってもらった後、最後に私から、その結果として政策提言と政策上の動きを説明しました。

簡潔に言うならば、支援制度の円滑化やシステム構築の(再)検討を提言、議会はすぐに動き出し、ますます支援システムの発展を促せるような動きを作ることにつなげられました。

 

村井さんから最後に、こうした場が設けられたこと、そして集まっていただける市民の方々がたくさんいることの評価をいただき、この会は締めくくられました。

 

みのおSocial Drinksは来月7月20日にも開催予定です。

今後もこうした市民の方々と顔を合わせながら意見交流ができる場を大切にしてまいります。

 

次回の「みのおSocial Drinks」、並びに「どんなん会議」や箕面萱野駅を中心にした朝立ちなどの機会で皆さんの声が聴けることを楽しみにしています。

ぜひお待ちしております。